Category: 12:国内メーカーも盛り返す
海外メーカーに遅れをとっている中国の国内自動車メーカーであるが、今年になってようやく盛り返す段階にきている。
課題となっている開発力の強化に中国政府が力を入れた結果、新車種を投入するメーカーが増えてきた。4月22日から始まった上海モーターショーでその様子が垣間見られる。最大手の国内メーカー・第一汽車集団は全工程で独自に開発した部品などを使用した車種を発表。他にも奇端汽車や長安汽車集団といった中堅レベルの企業までもが独自開発した車種を投入し始めている(日本経済新聞b)。
この上海モーターショーでは直前に起こった反日デモの影響からか、内容を控える日本の自動車メーカーも多かった。日本勢がいないというアドバンテージも大きかったことだろう。ここへきての国内メーカーによる開発ラッシュが具体的にどう品質向上や消費者の満足へ結びついているかはまだ分からないが、外資系メーカーを追随する第一歩として評価できそうだ。
さらに経営レベルでも国内メーカーは攻勢に出てきている。上海汽車集団が自社開発力を高めるため、企業買収をはじめている。今年一月には韓国双竜自動車の株式49%を取得し、また英国MGローバーの買収交渉も行ってきた。最終的にMGローバーは買収に至らず、知的所有権をいくらか購入した(日経産業新聞b)。背景には上海市政府による資金面での支援があったことが大きいが、将来的にはまったく独自の車種を開発できるレベルまで開発力を押し上げていくのがねらいだ。
課題となっている開発力の強化に中国政府が力を入れた結果、新車種を投入するメーカーが増えてきた。4月22日から始まった上海モーターショーでその様子が垣間見られる。最大手の国内メーカー・第一汽車集団は全工程で独自に開発した部品などを使用した車種を発表。他にも奇端汽車や長安汽車集団といった中堅レベルの企業までもが独自開発した車種を投入し始めている(日本経済新聞b)。
この上海モーターショーでは直前に起こった反日デモの影響からか、内容を控える日本の自動車メーカーも多かった。日本勢がいないというアドバンテージも大きかったことだろう。ここへきての国内メーカーによる開発ラッシュが具体的にどう品質向上や消費者の満足へ結びついているかはまだ分からないが、外資系メーカーを追随する第一歩として評価できそうだ。
さらに経営レベルでも国内メーカーは攻勢に出てきている。上海汽車集団が自社開発力を高めるため、企業買収をはじめている。今年一月には韓国双竜自動車の株式49%を取得し、また英国MGローバーの買収交渉も行ってきた。最終的にMGローバーは買収に至らず、知的所有権をいくらか購入した(日経産業新聞b)。背景には上海市政府による資金面での支援があったことが大きいが、将来的にはまったく独自の車種を開発できるレベルまで開発力を押し上げていくのがねらいだ。